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うさぎの主食のお話
うさぎの食事の歴史
野生のうさぎは野原の草木や木の実などが主食で、ミネラルは土から摂取しているそうです。彼らは自分にとって今必要な栄養が何であるかを本能的に知っており、エネルギーが不足していると感じた時は甘い木の実を探して食べているのです。
彼らが必須栄養量を摂取するためにはかなりの植物を食べなければならず、2Kgのうさぎが食べる量は生植物の場合、1日約1Kg前後と言われ、仮に100匹のうさぎが暮らす地域では、毎日100Kgの植物が失われることになります。広大な畑もあっと言う間に消失してしまうわけです。
固形フードペレットは、都会生活において、大量の農作物を毎日片寄りなく与えることが難しいということと、栄養的にバランスのとれた食事を個人飼い主が個々に考えることが難しいと言う、ふたつの理由で誕生した加工食なのです。
ペレットが開発されたのは1940年代。それまでは、海外の養兎農家でも農産物を自家加工つまりカット・ミックスして与えていました。乾燥した豆類の牧草や麦、わら、穀物粕、こんなものを与えていたようです。特にアルファルファは古くから、優れた食事として使用されていました。
農家で少数を飼う場合、これでよかったのですが、その後になって、大規模な畜産家のニーズとして、ストックしやすく運搬給餌が容易で、かつ、最低量でたくさんの肉と毛皮を収穫したい。つまり、生産性向上が強く求められるようになったのです。
また、ペットとして家庭で飼うケースでも、大量の野菜穀物を継続的に入手し、台所で加工し保存するには問題が多く、費用と手間を解決したいというニーズによって、ペレットが生まれ進化したのです。
フードいろいろ グリーンのものは固形ペレット 茶っぽいものは発泡タイプ
事務局の食事は5種ブレンド 好みの違う子でも対応できます
原料の不思議
国産のほとんどのラビットフードの主原料の牧草は海外から輸入されるのですが、現地で一旦ミールつまり粉にしてさらにペレットに1/10くらいに圧縮加工。これを船で輸入します。こうすることでかさばる牧草も低コストで運べるのです。
この牧草ペレットを再び粉に挽いて、ビタミン、穀類などを添加配合して再度ペレットに固めます。これが一般的なラビットフード。牧草から商品になるまでに2〜3ヶ月。さらに工場からみなさんのところに届くまで1〜2ヶ月かかってしまいます。
ではなぜ国内で牧草をさっさと挽いてすぐに加工しないのでしょう。その理由は牧草の価格です。海外のものは国産の1/3程度。船で輸入してもだんぜん安いのです。このため長い時間がかかっても輸入にたよらざるを得ないのです。
良いフードはどうやって選べばいい
うちの子に適したフードという意味では方法は簡単です。
数種類のフードをそろえて、aとbを比較、次にbとcを比較、次にcとdを比較、と順次食べ比べします。この時見るのは、食いつきと食べた量とふんの量で十分。で、より悪いものを落としていきます。さらに、残ったもの同士を比較。結果、最後に残ったものが、その子が選んだ一番フードになります。
その子にはその子に合ったフードがあります。体質に合ったものが一番なのです。
年齢による食事と所要栄養
成兎前の幼年では、成長のために栄養は多めに必要で、やや高めのカロリー、中程度の繊維質、やや高めのたんぱく質、やや高めの脂肪、やや多めの食事量、などが求められます。
成兎になってから5才くらいまでは、適切な運動と栄養代謝が求められます。
大きな運動量を前提としない家庭ペットでは、逆に粗食が適しており、カロリーはやや低め、繊維質はやや高め、たんぱく質はやや低め、脂肪はやや低め、がよいと考えられます。
5〜6才以降の高齢期になると食事量は減少してきます。体の諸機能が低下し、栄養処理能力も落ち、体力・免疫力が低下してきます。このため、最も大切なのは消化吸収の良さとなります。カロリーはやや高め、繊維質は中程度、たんぱく質は中程度、が求められるようになるのです。
食事の性別差
オスは、比較的自分の体重を自分でコントロールできる子が多いのですが、メスは本能的に栄養を蓄えようと過食になり気味です。これは、太ったオスは生殖能力が落ちるためと、闘争本能により運動しやすい体重を維持しようとするためと言われています。
メスの食事は、成兎になってからは、やや抑え気味がよく、特に春期は出産本能によって、過食傾向が強くなり勝ち。体重比で3〜4%程度のペレットと、たっぷりの牧草、少しの葉野菜、それに新鮮な水が基本的な食事メニューです。
もしも、足りないようなら、牧草と葉野菜を少し多くしても構わないでしょう。ペレットは少なめがいいのです。
一旦過重になると体を維持するためにさらに栄養を摂取しようとします。どんどん胃が大きくなってしまうのです。
種別特性による食事の考え方。
一般的に、フードの適量はその子の体重と体型によって設定することがよいと言えます。
体型の分類は、成兎の場合、大型=3Kg以上、中型=1.5〜3Kg、小型800g〜1.5Kgまで、長毛、の4パターンです。
日本のうさぎはミニうさぎが最も多いのですが、ミニうさぎは中型に分類します。大型としてはフレミッシュジャイアントやフレンチロップ、などが代表例。でも純種は少なく、ミックス系の子を時々見かけます。
大型はもともと肉用種であり、とても太りやすく、ペレット食事量も体重比5%以上を必要とします。
小型種としてはネザーランドドワーフやそのミックスですが、彼らは体重比3〜4%程度の設定が多いようです。一般的にミックスになってからの系譜が長いほど食事量は増加します。中型種としては、ミニうさぎ、アメリカンファジーロップ、ホーランドロップ、ミニレッキス、ダッチおよびそのミックス、など多くのうさぎが該当します。
中型種は体重比4〜3.5%程度の設定が良いようです。
繊維質の重要性
うさぎは盲腸のバクテリアによって未消化繊維からビタミンB類を合成し、盲腸便として排出、再摂取すると言う特殊な食性を持っています。
穀物主体で炭水化物が多く繊維質の少ない食事を続けると、腸内で発酵バランスがくずれ、腸炎をおこしてしまいます。
繊維質は腸壁を守り、硬くて丸い通常ふんを作り、毛の適切な発育を助長するのです。
ペレットに配合される繊維質は繊維質の多い原料によります。一般的な主用原料である乾燥アルファルファはそのままで繊維質を23%前後含んでいます。一般的なフードのアルファルファ構成比は約40〜45%です。つまり、主原料のアルファルファだけで、フード全体の約9〜10%程度の繊維質をカバーしているのです。
これにその他の原料の繊維質として2〜4%が合計され、そのフードの総繊維質となるのです。
うさぎに必要な繊維質はフード全体の15〜18%と言われており、通常のアルファルファ原料フードは全般的に繊維質が不足気味と言えます。
そこでティモシーなどの繊維質の豊富な牧草を補給してやることが大切になるのです。
ペレットの選び方
うさファンで扱っているペレットはいろいろあるけど、うちの子にはどれがいいのか、よくわかりません。というご相談が多いので、体調や年齢別に選ぶ目安をお知らせします。参考にしてください。
うちの子にはどれを選ぶの?
5ヶ月までのベビー
チャーターフードクラシック Q1
6ヶ月〜5才標準体型
昴EX Q1EX クラシック
6ヶ月〜5才やや肥満
遊
純牧草ペレット
6歳以上の高齢
チャータークラッシック しるばにー パワーアップペレット
※チャータークラシックはうさぎファンクラブ本店usa-fan.netでの
会員限定販売品です。
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